これは詐欺?FXバーで違法な投資勧誘が行われている噂について

※本記事は特定の人物や団体、企業等について言及しているものではなく、あくまでも一般的に「投資話」として持ちかけられる案件についての危険性を周知し、注意喚起することを目的としております。

 

東京や大阪などの都市には、「FX」「株」最近では「暗号通貨」など、「投資」をテーマにしたバーがいくつかあります。今回はある投資バーで店員から投資を持ちかけられ、損失を被ってしまったという人の話をご紹介しながら、世の中に潜む怪しい投資話の危険性を見ていきます。

 

それでは今日も元気に! れっつ☆すきゃんだる♡

 

最初は親身になって相談に乗ってくれたので、信頼してしまいました」こう話すのは、投資バーに赴いたことがきっかけで損失を被ることになってしまったある男性Aさん。彼は数年前にFXを副業感覚で始め、現在も会社員として働きながら月間数十万円の利益を上げている、いわゆる「兼業トレーダー」です。

 

とあるFXバーでのトラブル

Aさんは数ヶ月前のある日、自宅から電車で1時間ほどの場所にある為替取引に関する情報交換などができる通称「FXバー」に赴きました。

 

「その時はブレジグット合意に関しての報道があってポンドが暴騰し、逆行したポジションを切ろうか切らないか迷って大きな含み損を抱えたまま生活するのに疲れ切っていました。少し息抜きにお酒を飲みながらFXの話ができ、経営されている男性も『スキャルピング』の手法でそこそこ有名なトレーダーさんだったので、アドバイスももらえたらいいなと思って行きました。そこに行ったのはその時が初めてです」と語る彼ですが、この何気なく行ったFXバーがトラブルの原因になってしまいました。

 

「最初はすごく優しくて、トレードの知識もあり、話し始めて数時間で信頼し切っていました」

そのバーの経営者とされる男性B氏は周囲の評判が良く、彼を為替トレードの件で取材したことがあるという記者の方も、「とても人当たりの良くて優しい方ですよ」という話をしてくれました。Aさんも、含み損を抱えていたポジションに関して損切りするか否かのアドバイスをもらったり、トレードのテクニックを教わっているうちに、次第にB氏に信頼を置くようになりました。

 

損切りをした後に代理トレードの申し出が

「結局その時はB氏と意見交換をして、含み損になっていたポンド売りのポジション解消しました」というAさん。しかし損切り額は2か月分の利益に匹敵するほどの額で、焦りもあったようです。そんな焦っていたAさんに、B氏は優しく「代わりにトレードして損失を取り戻しましょうか?」という提案をしてきたとのこと。

 

「メディアにも度々取材を受けており、バーもやっている有名な人物。優しいし、投資の知識もあるし……」ということからB氏を信頼し切ってしまったAさん。損失をできるだけ早く取り戻したいという思いもあり、彼は自分のFX口座で取引できるようにする情報を、その日会ったばかりのB氏に渡してしまいました。

 

最初は順調だったんですが……

「彼にトレードを任せてから、少し不安はあったのですが、最初の数日は利益も出ていたので安心していました。しかし仕事が忙しくてトレード情報を見ることができなかったある日、仕事が終わってからスマホで口座状況を見ると、数百万円の損失が出てしまっていました

 

その取引情報を詳細に見てみると、一般的にはリスクが大きくなるとされるマーチンゲール法(負けた後にロットを増やす)を何度か繰り返してどんどん損失が大きくなっていき、最終的に口座残高も大きく減ってしまっていたのです。

 

突如音信不通に

為替のリスクはもちろん、他人に運用を任せるリスクも理解していたAさんですが、マーチンゲール法でリスクを大きく取るなど、少しトレードに不審な点もあったため、LINEでB氏に問い合わせをしました。最初はトレードについての説明をしてくれていたB氏ですが、ある日急に連絡が取れなくなってしまいました

 

実は運用依託金という形でB氏にトレードを依頼する際に10万円を支払っていたAさん。突如連絡が数日間途絶えてしまったこともあり、損失を出された上に10万円を騙し取られてしまったかもしれないと思ったAさんは、SNS上で事の経緯を説明し、B氏と彼の運営するFXバーについて注意喚起を行う投稿をしました

 

名誉毀損での告訴を検討します

Aさんの SNSの投稿は、数日間に渡ってそのFXバーを知る人物らによって拡散されました。その中には「私も同じようなことをされました」といったものも含まれていたのですが、連絡が途絶えていたB氏はこれを見て慌てたのか、Aさんに「名誉毀損での告訴を検討しています」といった内容の文章を送ってきたのです。

 

無資格での投資助言・代理業務

今回のようにFXの口座を他人に任せて運用をお願いする場合、相場に絶対はありませんので、自身での取引同様に損失を被るリスクが存在します。ただし、B氏の場合は投資助言・代理業を行う個人あるいは法人としての金融庁への登録が無い状態で「10万円払ってくれれば代わりに取引してプラスにしてあげるよ」といった勧誘を持ちかけていたため、これは金融商品取引法で禁止される行為を行なっている可能性が高いです。

 

Aさんは、現在この後の対応について弁護士に相談を予定してるとのことでしたが、口座情報を渡して運用を委託している以上、損失の補填を求められるかどうかは不透明なところがあります。いくら相手が「プロ」「信頼できる」と思っても、十分注意しなければなりません。

 

投資バーでの勧誘のみならず、類似のトラブルが全国各地で起こっていると聞いていますので、「自分のお金は自分で管理する」という意味での「投資は自己責任」という大原則をみなさん忘れないようにしましょう。

 

この件については引き続き調査をしていきたいと思います。すきゃむ☆すきゃんだる編集部がご覧のスポンサーの提供でお送りしました!



詐欺FX

Posted by ScamMaster